牧師室便りNo.44

先の臨時総会で決まりました母子室天井の防水と礼拝堂正面上の窓サッシ交換工事が始まりました。献堂後40年を経過し、今後大きな改修工事が予想される現会堂をどのように維持管理していくかを見極めるために、しばらくの時間的猶予を得るための最低限の工事です。そのために、この工事と並行して、既に長老会でも二回長い時間をとって、ざっくばらんな意見交換を行いました。その二つの意見交換会で出た意見をまとめた報告書を3月中には、皆さんにお配りできるよう準備中です。興味深い様々な意見が出ましたが、それで方向性が定まったというわけではありません。教会全体でのざっくばらんな意見交換のための下準備、呼び水として、長老会では話し合いました。既に、長老会では出なかったようなアイディアを個人的に牧師に届けてくださっている方もいらっしゃいます。それぞれに聖霊を与えられたキリスト者として、知恵を持ち寄りたいと思います。アンケートになるか、懇話会になるか、コロナの状況を見つつ、今後、検討していきます。長老会の話し合いでも大切にしたことは、建物の老朽化に端を発した問題ですが、建物自体が主題ではなく、主が私たち金沢元町教会に託してくださった伝道の使命こそが主題であるということを見失わないということです。伝道を語り合うことは、楽しいことであると思います。主が私たちを通して、為そうとしているご計画がどこにあるのか、主の業、主の言葉に耳を澄ませながら、話し合うのです。教会創立150年、200年後もこの教会が御言葉を語り続け、聴き続けていくために、今、このキリストの体として召されている私たちも先達のように自らの召命を問い、使命を果たさせて頂きたい。そのための話し合い、決断を全教会員の祈りを集めて為していきたいと願います。

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