牧師室だより№40
今夏は、私たち家族にとって忘れられない時となりました。恐れ、不安、動揺、寂しさ、夫婦にとっても、子どもたちにとっても、試練の夏でした。けれども、私個人の思いからすれば、試練の中にありましたが、孤独になり切ってしまうことはありませんでした。私たちが行き詰らないように、倒れないように、支えてくれる家族が与えられたからです。それは、血を分けた肉親に限りません。この教会の仲間をはじめ、主にある兄弟姉妹が、励ましの言葉と慰めの言葉と祈りと、具体的な支えによって、私たちを生かしてくださいました。長いお休みを頂き、教会員の皆さんで元町教会を守ってくださったこと、また私たちを覚え、絶え間なく送ってくださった手紙やメールに記された一つ一つの言葉に、どれほど慰められたかわかりません。物理的な距離は離れていましたが、事実として、今までこの教会で過ごした4年間の中で、一番、皆さんとも繋がった夏であったと感じています。本当にありがとうございました。
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