牧師室だより No.80

2023.9.3

 北陸連合長老会の機関紙「北陸長老会」が発行され、本日、皆さんのお手元に届きました。

 今年度号の加盟教会報告では、コロナ下でのそれぞれの教会の伝道の苦闘の跡がよく見えるものとなっています。この機関紙は、北陸連長加盟の8教会に配るだけでなく、全国の連合長老会所属教会、また加盟教師たちの手に行き渡ります。

 私の説教の先生である加藤常昭先生の元にも届いたようです。北陸連長の諸教会に次のような挨拶を届けてほしいと、先週、私宛てにメールが送られてきました。私達金沢元町教会にも宛てられた手紙です。以下、ご紹介いたします。

北陸連合長老会の諸教会に

 連合長老会のお便りをありがとうございます。私は94歳に達し視力をほぼ失っております。その私を助けてくださっている牧師の方に朗読していただきました。特に諸教会の丁寧な報告を感銘をもってうかがいました。どうもありがとうございます。

 かつて金沢で伝道しその後も親しく皆様とお交わりを楽しんで参りました者として、他人事としてでなく諸教会の報告の言葉を読みました。皆様が喜んで伝道に励んでおられること、礼拝を大切にしておられること、しみじみ思います。様々な困難と戦いながら北陸伝道に励んでおられることを思い、とてもうれしく思い、祈りを深めております。

 コロナ禍が過ぎてそこで受けた痛みに耐えつつ新しい望みを開こうとしておられることを喜んでおります。もう不可能ですが、できることならお手伝いにまた新幹線で駆けつけたいところです。それぞれの教会の戦いを思い、牧師、長老、教会員、一致しての、みわざに励む歩みが、聖霊と御言葉によって、導かれ、励まされますように。遠く、国分寺の地で祈り見守っております。主の平安と祝福を祈ります。

                           加藤常昭

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