牧師室だより№47 先週の礼拝後には、2年ぶりに教会総会を行い、長老選挙を行うことができました。長く長老として奉仕された勝山志づえ長老と瀬川久代長老が退任され、新しく新野佳代長老、須加恵理子長老が選ばれました。私たちの教会ではまだ行っていませんが、新長老が選ばれるときに一般的に行われる按手は、この職務が終身のものであることを表しています。ですから、長老会を形成することはありませんが、退任された長老も、これまでの方々と同様に非現任長老として、少し自由な立場から教会形成に加わって頂くことになります。しかし、とりあえず、主がその労苦をねぎらってくださるようお二人のために祈りたいと思います。新しい長老会の体制になって、最初の臨時長老会を行いましたが、初仕事として、再び、家庭礼拝推奨を決断しなければなりませんでした。賛否両方の意見がたくさん出ました。丁寧に議論し、最後には全会一致で家庭礼拝推奨を決めました。それが主がお喜びになる判断であるかどうか、長老会の誰も確信が持てるような事柄ではありません。ひたすら主の憐みを乞いつつ、しばらく家庭での礼拝をお願いいたします。戦いの相手は違いますが、肩寄せ合い膝を突き合わせた礼拝は、歴史においても、しばしば妨害にあい、自明なことではなかったことを思います。それだからこそ、「見よ、兄弟が共に座っている。なんという恵み、なんという喜び。」(詩133:1)と歌われたのだと思います。 |
ディアスポラ(離散の民)とされた私たち、また隣人を、神さま、どうぞ守ってください。
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