牧師室だより No.35  2020.5.1

世界中でStay Home「お家で過ごそう」という合言葉と共に、日常生活の大きな変化に向き合っています。ある一つの出来事に対して、世界中の一人も漏れず当事者になる出来事というのは、まずない稀な出来事です。

けれども、私たち教会は数少ないそのような経験を知っています。そして、そのことによって教会は立っています。それは、キリストが私たちのために十字架で死んでくださり、復活してくださったことです。その人が受け止めていても受け止めていなくても、この出来事は、世界中、一人も漏れずに当事者です。

そう思う時に、この厳しい出来事の中で生きる私たちのためにこそ、イエス様は命を懸けて下さったということがまた一段と迫ってきます。

世界中の教会が、集まって礼拝することが厳しい中で、工夫を凝らして、この「みんなのためのイエス様の出来事」を告げ広めています。お家で過ごすこの時、世界中に届けられている礼拝の様子、そこで語られている福音に改めて耳を傾けてみると、私たちの元にも新しい福音の響きが届くかもしれません。 大澤みずき

コメント

この記事へのコメントはありません。